カラダの中から“若さ”をつくる アーモンドの力

ずっと美しく、いつまでも元気に!

手軽に摂取でき、
栄養豊富なアーモンド。
肌と体のエージングの仕組みから
アーモンドの健康への影響を
ご紹介します。

カラダの老化の2大原因は カラダの老化の2大原因は

「肌は体の鏡」と言われ、体の不調が真っ先に現れるのが皮膚。
アーモンドには、肌や体に老化をもたらす“酸化と糖化”を抑制する働きが期待でき、
この2つを抑えることが肌と健康を保つ鍵となります。

酸化と糖化の解説

アーモンドで抗酸化

ビタミンEの含有量が豊富!体の内側からキレイに

ビタミンEは優れた抗酸化作用を持つ脂溶性ビタミンで、体を酸化ストレス(さびつき)から守ります。また血流改善作用も注目したいところ。血流が良くなると細胞のすみずみまで酸素や栄養が行き届き、代謝も促進されやすくなります。他にも食物繊維や鉄、亜鉛など女性に不足しがちなミネラルも意外に多く、美肌づくりに欠かせないビタミンB2も非常に豊富です。

※ビタミンE高含有イメージ素材(Glico自社アンケート調べ)

「ビタミンE(α-トコフェロール)」含量 比較グラフ 出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)

抗酸化力は免疫力の強化にも!

免疫力低下の要因の1つとして、体内で発生する「活性酸素」が挙げられます。通常は体に備わっている抗酸化力によって制御されていますが、ストレスや睡眠不足などの影響を受けることで過剰になり、細胞にダメージを与えることも。生活習慣を見直す他に、活性酸素を除去する作用を持つ抗酸化力の高い食品を日常的に摂取することも有効とされていて、そこで注目されるのがアーモンドです。

アーモンドで抗糖化

肌の老化を引き起こすAGEsが減少したという研究が!

糖化とは、体内で糖とたんぱく質が結びつくことによって糖化最終生成物(AGEs)が作られることを言います。AGEsは一度作られると体内に蓄積され、その結果、糖尿病や腎機能の低下、動脈硬化といった病気のリスクを高めると考えられていますが、アーモンドにはこのAGEsの吸収を抑え、体外に排出させる働きがあることが研究で明らかになりました。アーモンドを1日25粒継続的に摂取してもらった結果、6ヶ月で糖化の原因であるAGEsが約20%も減少したという結果が得られています。

「アーモンド摂取による加齢物質AGEsの減少 引用:井上浩義『終末糖化産物(AGEs)結合成分摂取による血管炎症予防効果』

アーモンドの継続摂取で「やせた」という報告も!

アーモンドに含まれるオレイン酸は悪玉と言われるLDLコレステロールを下げる働きがあることも、様々な研究からわかってきました。メカニズムはまだ明らかにされていませんが、1日25粒のアーモンドを食べ続けると、3カ月過ぎたあたりから体重が減り始めたという研究結果もあります。

アーモンド摂取による体重の変化 引用:井上浩義『終末糖化産物(AGEs)結合成分摂取による血管炎症予防効果』
※BMI値24~28に当たる方で行った実験

この記事のおさらい

  • カラダの老化の2大原因は酸化と糖化。
  • アーモンドには優れた抗酸化作用を持つビタミンEが豊富。免疫細胞の活性化も期待できる。
  • 糖化が進むと発生する、老化物質AGEsの吸収を抑える働きがアーモンドにはあり、継続摂取により痩せたという研究結果も。

美容や健康に嬉しい成分を手軽にバランス良く摂れるアーモンド。ぜひ毎日の生活の中に、こまめな摂取で取り入れていきましょう。

監修

慶應義塾大学 医学部 井上 浩義 教授

慶應義塾大学 医学部
 井上 浩義教授 

1961年福岡県生まれ、1989年九州大学大学院理学研究科博士課程修了、山口大学医学部生理学教室助手、久留米大学医学部放射性同位元素施設教授などを経て、2008年から慶應義塾大学医学部化学教室教授。現在、日本抗加齢医学会・理事、日本薬理学会・評議員、日本生理学会・評議員、日本医学教育学会・代議員など。文部科学省中央教育審議会委員、経済産業省資源エネルギー庁専門委員などを歴任。平成22年度文部科学大臣表彰科学技術賞、化学コミュニケーション賞2012、ちくぎんバイオベンチャー大賞(2009年)など受賞多数。「世界一受けたい授業」、「あさイチ」などテレビ出演多数。医学博士、理学博士。

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