腸で活躍するビフィズス菌と乳酸菌。
2つの菌をよく知り、
健康なカラダづくりに役立てよう！
腸の状態を良くすることで
健康なカラダづくりを目指すには、
腸に良いとされる菌や食物繊維をとり入れて、
おなかの中の善玉菌を増やすことが
重要と言われています。
そこで大活躍するのが善玉菌を代表する
「乳酸菌」と「ビフィズス菌」
という2つの菌ですが、
実はそれぞれ活躍する場所とはたらきが違うのは
ご存知でしょうか？
ここでは2つの菌の違いを知り、
腸から健康なカラダづくりに
取り組むための
ヒントをお伝えします！
ビフィズス菌は大腸で活躍!?
腸内では約1000種類の菌が棲んでいると言われ、
総称して腸内細菌と呼ばれています。
この腸内細菌の中でカラダに良いはたらきを
している菌が善玉菌と呼ばれ、
その代表として
乳酸菌とビフィズス菌
があります。
これらの菌は別々の場所に棲んでいて、
小腸では乳酸菌、大腸ではビフィズス菌が
それぞれ活躍しています。
活躍する場所が異なる乳酸菌とビフィズス菌。
実は、腸内でのはたらきも違います！
乳酸菌のはたらき
栄養分の吸収と輸送を行う役割を持つ
小腸ではたらき、
乳酸を産生します。
- 活躍場所
- 小腸
- つくるもの
- 乳酸
ビフィズス菌のはたらき
水分やミネラルを吸収し便をつくる役割を持つ
大腸ではたらき、
タンサ(短鎖)脂肪酸を産生します。
- 活躍場所
- 大腸
- つくるもの
- 乳酸・
酢酸（タンサ(短鎖)脂肪酸
のひとつ)
実は最近注目の物質、知っていましたか？
ビフィズス菌をはじめとした腸内細菌が、
食物繊維などをエサにして作り出す
カラダに嬉しいスーパー物質！
つまり、腸の健康には"乳酸菌"だけではなく
"ビフィズス菌"もとって
タンサ(短鎖)脂肪酸を増やす
ことも大事なのです！
2つの善玉菌がとれる主な食品紹介
- 乳酸菌
- 発酵食品全般
（ヨーグルト、漬物、味噌、
醤油など） - ビフィズス菌
- 主にヨーグルト・サプリメント
タンサ(短鎖)脂肪酸はビフィズス菌などの善玉菌が
腸内ではたらいてつくるもの。
ビフィズス菌は様々な要因で減ってしまうので、
継続してとり入れることが重要です。
食品をとること
中でも食物繊維「イヌリン」は、
他の食物繊維よりもエサになりやすく※、
タンサ（短鎖）脂肪酸をつくるのに役立ちます。
※食物繊維「難消化性デキストリン」との比較
ビフィズス菌と食物繊維の入った
ヨーグルトをとると、
手軽に
タンサ(短鎖)脂肪酸を増やすことができる！
