アーモンドの原産地はアジア西南部と言われています。ギリシャ神話や旧約聖書にたびたび登場することからも、古くから貴重な食べ物だったことがわかります。ローマ時代に地中海沿岸に伝わったアーモンドは、その後、さまざまなアーモンド料理とともに、特にヨーロッパでは、お菓子の材料として世界へ広まっていきました。
アーモンドは全体で何種類あるのでしょう。アーモンドの種類は細かく分けると100種類以上あると言われています。大きく分けると、普段食べている食用の「スイートアーモンド」と、薬用やオイルの原料となる「ビターアーモンド」のふたつに分けられます。スイートアーモンドの主な品種は、ノンパレル(Nonpareil)、カルフォルニア(California)、カーメル(Carmel)、ミッション(Mission)などがあげられます。
実は、アーモンドはバラ科サクラ属の植物です。主な生産地のカルフォルニアでは、2~3月にかけて、桜によく似たピンク色の花を咲かせます。アーモンドの花言葉は、「希望」「真心の愛」「永遠の優しさ」「愚かさ」「軽蔑」「無分類」の6つ。「希望」にはいくつか由来があり、アーモンドの花が他の花の開花時期よりも早い3月に咲くことや、花が葉っぱに先駆けて咲くことにちなんでいます。
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