アイスクリームの消費量が全国で一番多い地域をご存知でしょうか?
それは意外にも【石川県金沢市】!なんと、アイスクリームを常備しておくための業務用冷蔵庫を置いている家庭もあるんだとか。冬は雪が積もり、寒さが厳しい北陸の地で、なぜアイスクリームがたくさん食べられているのでしょうか?
金沢市はアイスクリームだけでなく、チョコレート菓子消費量や生和菓子消費量も全国一位。お正月の福梅(ふくうめ)・辻占(つじうら)、春の節句の金花糖(きんかとう)、夏の氷室饅頭(ひむろまんじゅう)など、古くから茶道などの歴史が根付いていることも影響しているようです。
北陸の避暑地としても有名な金沢。7月・8月の平均気温は25℃~27℃と、とても快適に過ごすことが出来ます。実はここにも、金沢市民のアイス好きの秘密が隠されています。
それは、金沢の夏の平均気温が「アイスが美味しく感じる温度」であること!一般的に、アイスクリームは気温が22~23℃を超えるとより美味しく感じ、25℃前後で美味しさがピークになると言われています。
冬の場合でも、暖房で暖かくなった部屋がだいたい24℃前後。アイスクリームを食べるためには丁度よい温度のようです。
こうしたことから、金沢市民は一年を通してアイスクリームを楽しんでいることが分かります。
それはなんと…日本で最も暑い県庁所在地である【沖縄県那覇市】!一般的に気温が30℃を超えると、氷菓やかき氷が欲しくなるため、アイスクリームの消費はイマイチなんだとか。あまりにも暑いと、人の体は産熱を抑えるために低脂肪・低カロリーのものを好むそうですよ。
夏も冬も一年中食べられているアイスクリーム。ちなみにグリコのバニラカップアイス「牧場しぼり」は、しぼって3日以内のミルクを使用した、新鮮でなめらかな味わいが楽しめるアイスです。これからの暑い季節、アイスを食べて涼しい夏を過ごしたいですね♪
※2016年5月公開記事