春らんまん。コートを脱いで体も心もなんだか軽くなり、風景の中にピンクやグリーンなどの色が増える華やかな季節がやってきました。今回はしぼって3日以内の新鮮ミルクを使った牧場しぼりの濃厚バニラにひと手間かけた、彩り豊かな春色スイーツをご紹介します。春を家の中にも呼び込んでください♪
まずは材料をご紹介。
白玉粉には色付きのものがあることをご存知でしたか?今回は白・グリーン・ピンクの3色を用意しました。あとはホットケーキミックス、抹茶、さくら餡、甘納豆(あずきの甘煮)、さくらの塩漬け、季節のフルーツ(今回はイチゴとリンゴ)、牧場しぼり濃厚バニラ。
製菓店などに行くと色付きの白玉粉やさくら餡などはすぐに手に入りますが、なければ抹茶や食紅などで色を付ければOK。さくら餡は白あんやあずきのつぶあんなどで代用しても大丈夫です。
まずはパンケーキを使った和スイーツ。
1、 ホットケーキミックスを表示の分量とおりにつくります。ひとつはプレーン、もう一つは抹茶入りで。できるだけ薄く、ごく弱火で焼くのがコツ。見た目が美しくなります。
2、 パンケーキが焼けたら、キレイな焼き色の面を下にして、上にトッピング。プレーンには大納言とアイスクリーム、抹茶にはさくら餡とアイスクリームをのせました。
3、 もう一枚を上にのせ、完成!
盛り付ける時には上から抹茶の粉をぱらっと振りかけたり、フリーズドライの桜をふわっと振りかけると、見た目に華やかになりますよ。
また、大納言やさくら餡を生クリームやチョコレートクリームにして変化をつけても。包まず、パンケーキの上にフルーツなどと一緒に盛り付けるとイマドキスイーツに早変わりします。その時はナイフとフォークでどうぞ。
白玉粉で白玉だんごをつくり、和風パフェに仕上げてみてはいかがでしょう?
白玉粉のつくり方はとってもシンプルでかんたん。お子さんと一緒にコネコネ・くるくると、つくるのも楽しいですよ。
1、 白玉粉100gに対して同量の水100gを用意。
2、 白玉粉にまずは分量の3分の2ほどの水をいれ、よく練ります。
3、 残りの水を白玉粉の様子を見ながら加えます。べちゃっとなりすぎないように。耳たぶくらいのかたさがちょうどいいです。気持ちかためかな、という方が丸めやすいです。
4、 一口サイズに分割し、手のひらでコロコロと丸めたら、沸騰したたっぷりのお湯に入れます。
5、 火が通れば、お団子が浮いてきます。それをすくい、氷水で冷やしたら出来上がり。
和風のお茶碗にアイスクリーム+さくら餡+3色の白玉だんごに桜の塩漬けや甘納豆をのせて、まわりに濃い目にたてた抹茶を少し流し入れたら、見た目にも美しい和風パフェに。とっても上品で気持ちも和やかになるスイーツの完成です!
また、パンケーキの残りを使って、サイコロ状に切ったパンケーキ+アイスクリーム+白玉だんご+さくら餡+季節のフルーツをグラスに重ねれば華やかなパフェに。その時の気分によって和風、洋風、どちらでも楽しめちゃいます。
まずは白玉粉を使って、アイスを包む求肥をつくります。
1、 白玉粉100gに対して、砂糖150g、水200g
2、 白玉粉に少しずつ水を加えて、木べらなどで粉のつぶつぶがなくなるまでよく練ります。このとき、一気に水を加えるとつぶつぶが残ってしまうので注意しましょう。
3、 残りの水と砂糖を加えてさらに練ります。
4、 レンジでまずは2分、いったん取りだして混ぜ合わせ、さらに2分加熱。
5、 片栗粉をまぶしながら(最初は熱いので注意!)、アイスを包める大きさに分割し、広げます。
この求肥ができれば、あとはアレンジ自由自在。
白にはプレーンにアイスクリームだけを。グリーンにはアイスクリーム+さくら餡。さくらの塩漬けを求肥に練り込んだピンクにはアイスクリームと甘納豆。フルーツをいれても美味しいですよ。
和風のお皿にちょこんとのせれば、とっても上品な和菓子に。「これ、おウチで手作りしたのー!?」と家族の驚きの声が聞こえてきそうです。
最後は本当にスグできるレシピを。
1、 濃い目の抹茶をつくります。茶せんやお茶碗がなくても、泡だて器でぐるぐるしてつくってみましょう。
2、 アイスクリームを器に盛り、上から抹茶をかければ抹茶のアフォガード完成。
とってもカンタンだけれど、ひと味ちがう和スイーツです!
アイスを使った手作りスイーツを楽しめるのは、おうちならではですよね!さくら餡や抹茶を使うだけでグッと見た目も華やかになって、気分まで春めきそう。牧場しぼりはミルクの風味やバニラの香りが濃厚なので、色々な素材と組み合わせてもしっかりとミルク感を感じられますよ。春色レシピ、是非お試しあれ♪
※2017年3月公開記事