都会暮らしから牧場を営む実家に戻ったハル(黒木華さん)。
とある夏の日、亡き父が残した牧場経営への想いを綴った1冊のノートを見つける。
そこには、牛たちと真摯に向き合うことの大切さ そして、ハルたち家族の笑顔を
作るために父が考案した、「生ミルク※」から作るミルクアイスへのこだわりが
綴られていました。 ※生ミルクとは生乳のこと
メモと共に挟まれている写真には、ミルクアイスをほおばりながら満面の笑みを
見せる幼き6歳のハルが映っています。
父の想いを知ったハルは、自分も牧場経営に携わっていきたいことを、叔母・夏子に伝えます。
厳しい冬の牧場で奮闘しながら、牛たちへの父の想いや愛情を改めて実感するハル。
そして、幼い時に父が作ってくれた、しぼりたての「生ミルク」から作る
ミルクアイスの味わいに、父との想い出がリンクしていくのでした。