今話題の超簡単デザート!ドライフルーツのヨーグルト漬けの作り方
水切りヨーグルトや塩ヨーグルトなど、次々と新しいものが話題になるヨーグルトのアレンジレシピ。ちょっとしたひと手間で、いつもとひと味違ったおいしさを楽しむことができるのがうれしいですよね。今回ご紹介するのは、『ドライフルーツのヨーグルト漬け』。その名の通り、ドライフルーツをヨーグルトに漬けてひと晩おくだけの新感覚デザートです。
乾物を使ったレシピ提案を行っているDRY and PEACEのサカイ優佳子さんと田平恵美さんに、お話と作り方をうかがいました!
生のフルーツよりおなかにうれしい!ドライフルーツのヨーグルト漬けとは?
近頃、口コミで注目を集めている『ドライフルーツのヨーグルト漬け』。フルーツとヨーグルトは鉄板の組み合わせですが、生のフルーツにヨーグルトをかけて食べるのと、どう違うのでしょうか?
「ヨーグルトに漬けておくと、その水分でドライフルーツが戻るんです。フルーツはよりやわらかくなり、ヨーグルトはフルーツのおかげでより甘く、コクが出ます」(サカイさん)
ドライフルーツとヨーグルトがお互いのおいしさを高めあうのが、ヨーグルト漬けの魅力なんですね。また、身体にもうれしい影響があるのだとか。
一般的に、食べ物は乾物になることで、食物繊維が増えるといわれています。フルーツも乾燥させることで食物繊維が増えるので、お通じにも役立つデザートになるのです。
おいしくておなかにもいいなんて、すぐにでもチャレンジしてみたいところ。くわしい作り方を聞いてみました!
ほんとうに"漬けるだけ"!!超簡単レシピ
ドライフルーツのヨーグルト漬けの作り方は「好きなドライフルーツをヨーグルトに漬けて、冷蔵庫に入れておくだけ」と、超簡単! その他の材料や調理器具は一切使わない、お手軽デザートです。
材料(1〜2人分)
- BifiXヨーグルト 1パック(375g)
- 好きなドライフルーツ 30g
分量は参考なので、そこまでこだわる必要はありません。好きなドライフルーツを好きなだけ入れてみてください。甘いものが苦手な方は、無糖のドライフルーツを選んでみましょう。
「イチジクや柿などの硬いものを使うときは、水分を吸収しやすいように切ってから漬けるのがおすすめです。初めて作るなら、断然マンゴーがおすすめ。とてもやわらかくなるので、戻った時の生っぽさが劇的です」(サカイさん)
作り方
- ヨーグルトを器に移す。(パッケージの容器のままでもOK)
- ドライフルーツをヨーグルトに入れ、全体にヨーグルトがかかるように軽く混ぜる。
- 器にフタやラップをして冷蔵庫に入れ、8時間ほどおいておく。
「ドライフルーツの種類にもよりますが、基本的に8時間漬けておけば、ほとんどのフルーツはしっかり戻っているはずです」(サカイさん)
一晩ほど漬けておくだけなので、とっても簡単ですね。しかし、でき上がったらすぐに食べたほうがよさそう。漬けた翌日には必ず食べきるようにしてください。
計量さえいらない超簡単レシピだから、お子さんのいる方は親子で一緒に作ってみるのも楽しそう。ドライフルーツが戻るのが待ち遠しく感じてしまいそうですね!
おしゃれなアレンジも!ドライフルーツのヨーグルト漬けのおすすめの食べ方
キレイにフルーツが戻ったら、いよいよ実食。そのまま食べてもとてもおいしいですが、ちょっとおしゃれな気分で食べたいときは、ヨーグルトに漬けておいたレーズンやクランベリーを、ブルーチーズやレバーペーストと合わせて、トーストに添えてみるのがおすすめ、とサカイさん。
「ドライフルーツがぎりぎり浸るくらいの少なめのヨーグルトで戻すのがポイント。水分が減ったヨーグルトがカッテージチーズのように固まって、チーズやレバーの塩気とマッチするんです。組み合わせによっては甘みが強くなる場合もあるので、好みに合わせて選んでくださいね」(サカイさん)
ほんの少しの工夫で、おしゃれなスプレッドにもなるんですね。また、ドライフルーツと一緒にあるものを漬けるのもおすすめなのだそう。
「ドライフルーツと一緒に棒寒天をヨーグルトに漬けると、ヨーグルトがプルプルになって、面白い食感が楽しめます。寒天の主成分である海藻由来の食物繊維もたっぷりとることができるので、お通じが気になる人には特におすすめです」(サカイさん)
お通じをよくしてくれる食物繊維をおいしく、簡単にとれるのはうれしいですね。
アレンジ自由自在!好みに合わせてフルーツを戻してみよう
おやつやデザート、ちょっとおしゃれなオードブルにもなるドライフルーツのヨーグルト漬け。簡単にできるからこそ、アレンジの幅もとても広がりますね。漬けるものの種類によって、楽しみ方は無限大です。
「クランベリーやブルーベリーを漬ければ、ヨーグルトがうっすらピンクや紫に染まって、見た目もかわいらしくなります。ただし、複数のドライフルーツを一緒に漬けると、色が混ざって茶色っぽくなってしまうこともあるので、見た目を重視したいなら組み合わせに気をつけて」(サカイさん)
前日に漬けておくと、翌日の朝にはもう食べられるのもうれしいポイント。お好みのドライフルーツを使って作ってみれば、きっと明日の朝食が待ち遠しくなるはずですよ。
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