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食事

今が旬!秋のフルーツは健康効果たっぷり

2017.09.29

秋は夏疲れの影響を引きずって、お疲れモードになりがちな時期。そんな身体にうれしい効果が期待できるのが、秋ならではのフルーツたち!管理栄養士の大髙さんに、秋のフルーツの健康効果を教えていただきました。

秋が旬のフルーツとは?

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『秋に旬を迎えるフルーツ』と聞いて、何が思い浮かぶでしょうか。
柿、ぶどう、梨などがよく挙げられますが、これら以外にもいちじく、ザクロ、栗、アボカドなども、秋に旬を迎えます。栗とアボカドはフルーツという分類なんですね!

さらに、意外と知られていない秋のフルーツがあるんです。それは『レモン』と『キウイ』。爽やかな色や酸味のある味、イメージから、夏のフルーツだと思っている人も多いのではないでしょうか。

秋のフルーツの主な栄養素と健康効果をご紹介

秋が旬の食べ物に栄養価が高いものが多いのは、植物自身が冬の厳しい寒さを越せるように備えているからなのだとか。昔から旬の食べ物は身体に良い、といわれてきましたが、秋のフルーツをとることは、私たち人間にとっても、寒さに負けない身体づくりに役立つということ。

「旬の食べ物はその時期の身体の状態に合わせた効果が期待できる栄養が豊富なものが多いので、積極的にとるのがおすすめです」と、大高さん。

ここでは、代表的な秋フルーツに含まれる栄養素と健康効果をご紹介します。

◎柿

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ビタミンC...免疫力アップ、コラーゲン生成、抗酸化作用、自律神経を整える
タンニン...抗酸化作用、血糖値の上昇を抑制
食物繊維...お通じ改善

◎レモン

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ビタミンC...免疫力アップ、コラーゲン生成、抗酸化作用、自律神経を整える
ビタミンP...血行促進、免疫力アップ
クエン酸...疲れを回復
リモネン...ストレスの緩和

◎キウイ

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ビタミンC...免疫力アップ、コラーゲン生成、抗酸化作用
アクチニアジン(たんぱく質分解酵素)...消化促進

◎りんご

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りんごポリフェノール...抗酸化作用
食物繊維(ペクチン)...お通じ改善、血糖値上昇を抑制

秋のフルーツには、免疫力をアップし抗酸化作用のあるビタミンCやカロテンが多く含まれています。

ビタミンCというと、ご紹介したレモンや、冬に旬を迎えるみかんなど、かんきつ類に多く含まれているイメージがありますよね。しかし、あまり知られていませんが、柿もビタミンCが豊富なフルーツ。なんと、レモンやみかんの2倍近いビタミンCが含まれているのだそうです!

ヨーグルトと一緒に柿とりんごはいかが?秋のフルーツをおいしく食べよう

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身体の調子を整えるのに役立ってくれる秋のフルーツたちですが、ヨーグルトとも相性ぴったりなのは『柿』『りんご』。柿とりんごは健康を保つのに役立つ成分のほかに、お通じの改善に効果がある食物繊維も豊富なのだそうです。

現代人は食物繊維の摂取量が不足しているといわれています。1日に成人の場合、男性は20g以上、女性は18g以上の食物繊維を食べるのが理想とされていますが、実際には、ほとんどの人が理想的な量の食物繊維をとることができていないのだとか。旬のフルーツで手軽に食物繊維をとることができるのはうれしいですね。

「りんごは皮と実の間にペクチンとよばれる食物繊維がたくさん含まれているので、皮ごと食べるのがおすすめです。柿は皮をむいてそのままでもいいですし、時間が経って柔らかくなった柿は、ヨーグルトなどの乳製品と合わせてもおいしく食べられますよ」(大髙さん)

旬の食べ物を上手に取り入れて、毎日の食生活から健康な身体を作っていきましょう。

管理栄養士 大髙 美和

この記事の監修者

管理栄養士
大髙 美和

病院栄養科での約10年勤務経験と2児の育児経験をもとに、離乳食から生活習慣病予防や治療食、介護食等、疾病やライフステージに合わせた食事やレシピの開発に携わる。
現在はその経験を活かし、ライフステージに合わせた料理教室や栄養講座の開催、セミナー講師、レシピ作成・監修、書籍の執筆、メディア出演など精力的に活動中。

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