お金も道具も必要なし!超お手軽『エアなわとび』ダイエットのやり方
効果的なダイエット方法として、近年注目を集めている『なわとび』。しかし、できる場所が限られているうえ、「なわに足がひっかかって、すぐにつっかえてしまう!」なんて人も少なくありません。そこでおすすめするのが『エアなわとび』。今回はなわとびの健康効果と、『エアなわとび』のやり方のコツをご紹介します!
なわとびでダイエットできる理由は『有酸素運動&トレーニング』!お通じもスッキリ
元々なわとびは、カロリー消費量が高い『有酸素運動』として取り上げられてきましたが、近年では、有酸素運動と無酸素運動の両方の効果を得られる"高強度インターバルトレーニング"『HIIT(ヒート)』の一種として注目されています。
代表的な有酸素運動であるウォーキングは、10分間で約40kcalを消費できるのに対し、『HIIT』であるなわとびは2〜5分で80〜90kcalほどを消費でき、脂肪燃焼効果も非常に高いといわれています。
そしてなわとびでは、主におなか、お尻、太ももなどの下半身を使いますが、実は下半身は身体の中でも特に大きな筋肉が集中している場所。全身の筋肉の約70%が下半身にあるともいわれています。
筋肉量が増えると基礎代謝が上がり、より痩せやすい身体になるといわれているため、なわとびで下半身の筋肉を鍛え、効率的に筋肉量を増やすことにはダイエット効果が期待できるのです。
また、なわとびはお通じ改善にも効果的だといわれています。
その大きな理由のひとつは、ジャンプによるマッサージ効果が得られること。一定のリズムで跳ぶことで腸が適度に揺さぶられ、腸のぜん動運動が助けられます。お通じが滞っている人の多くは、腸の働きが鈍くなっているため、身体の外側からおなかに刺激を与えてマッサージすることで、効果的にお通じを促すことができるのです。
また、おなかやお尻にはお通じを押し出す際に使われる筋肉が多いため、なわとびで下半身の筋肉を鍛えることで、お通じを出しやすい身体になります。
効率的にダイエットできて、お通じ改善効果も期待できる『なわとび』ですが、なわを回すスペースが無かったり、なわが足に引っかかってけがの恐れがあったりと、なかなか手を出しにくいですよね。
そんな人でも安心!実はなわとびをしているようにその場でジャンプするだけで、同様のダイエット効果を得ることができ、お通じも改善するのだそうです。
効果が出る『エアなわとび』の正しいやり方って?
『エアなわとび』のやり方は、とても簡単。なわとびの『なわ』を持っているつもりでジャンプするだけでOKです。なわを持っている状態を再現しやすいように、次の手順に従ってやってみましょう。
- 膝を曲げずにまっすぐ立ちます。
- 手はなわとびのグリップを持つイメージで肘を曲げ、脇は軽く締めておきます。視線はまっすぐ前を見ましょう。
- その状態で、なわを回すように手を回し、上下に飛び跳ねます。
着地の時に膝を軽く曲げるとクッションになり、膝への負担が軽減し、足音も小さくすることができます。自分が跳びやすいと思うリズムで、まずは1分間続けてみてください。30秒くらいで息が上がるという人は、少しペースを落としても大丈夫。それでも息が上がるようなら、途中で休憩しましょう。
身体に負担をかけないよう、無理のないペースで体を慣らしていきましょう。慣れてきたら20秒間のジャンプ+10秒休憩を5〜10セット行うなど、よりハイペースな『エアなわとび』にチャレンジしてみてください。長く続けられるように、好きな音楽をBGMにしたり、いい香りのアロマを使ったりと、リラックスして楽しめる環境を作るのもおすすめです。
その場で跳ぶだけで、スリムな身体とおなかの健康が手に入れられる『エアなわとび』。家の中でテレビを見ながらでも手軽に行えるので、今日から早速試してみてはいかがでしょうか。
[文・構成 BifiXヨーグルトマガジン編集部]
この記事が気に入ったら
いいね!しよう