カロリー消費に効果的な歌い方とは?楽しくやせるカラオケダイエットのやり方
パーティーや忘年会など、イベントが多い12月。大人数が集まって盛り上がる席では、カラオケに行くことも多くなりますよね。老若男女みんなが楽しめるカラオケですが、実はダイエットにも効果的なんです!今回は、カラオケの運動メカニズムや、やせるための歌い方のコツをご紹介します。
カラオケがダイエットになるってホント?
実は、カラオケで楽しく歌うだけで、立派な『筋トレ』とカロリー消費につながることをご存知でしょうか?というのも、声を出すこと、特に大きな声をおなかから出すことが『腹筋のトレーニング』になっているんです。
大きな声で歌うときは、必然的に呼吸も大きく深くなりますが、思いきり息を吸い込むと、おなかが膨らみますよね。そして、音の高低や強弱をつけて歌うためには、おなかを使って吐く息を調節しています。歌っている間は、こうして無意識に腹筋を使ったトレーニングをしていることになるのです。
そして、深く大きな呼吸は『腹式呼吸』ともいわれ、自律神経を整えたり、基礎代謝を上げて、効果的にカロリーを消費するのを手助けしてくれるのだそう。
また、『思いきり歌うのがストレス発散になる!』という人もたくさんいますが、このストレス発散効果が、ダイエットと切っても切り離せないお通じにも、よい影響を与えてくれるといわれています。歌うような軽い運動をしたり、脳が『楽しい』と感じると『セロトニン』と呼ばれるホルモンが分泌されますが、これが、胃腸の働きを司っている自律神経のバランスを整えてくれるのです。
このように、カラオケで楽しく歌うことにはさまざまな効果が期待できます。まさにダイエットに役立つストレスフリーな運動だといえそうですね!
ちなみにカラオケ機種には、点数と一緒に『消費カロリー』が表示されるものもあることをご存じの方は多いはず。あれは、マイクを通して入力される『声のボリューム』『発声している時間』を元に計算されています。平均して、1曲につき、5kcal〜10kcalが消費されるのだそうです。
カラオケの運動効果を上げる、5つの歌い方のコツとは?
楽しみながら運動ができるカラオケダイエットですが、その効果を最大限実感するには、ちょっとしたコツが。以下の5つのポイントに気をつけながら歌ってみましょう!
1)ストレッチ(準備運動)
まず、歌う前に肩や首をゆっくり回すなどの軽いストレッチを行い、身体をリラックスさせるのがいいでしょう。声が出しやすくなるのはもちろん、血行がよくなって、運動効果・リラックス効果がともにアップします。
2)スタンディング(姿勢)
おなかからしっかり声を出して歌うためには、姿勢を正すことも重要。また、背筋を伸ばす行為自体が筋トレ効果や代謝アップにつながるというのは、これまでのBifiXヨーグルトマガジンでも何度かご紹介してきました。
マイクを持ったら、恥ずかしがらずに立ち上がることをおすすめします!軽く爪先立ちをしてからかかとを下ろし、肩を一度上げてからストンと落としましょう。たったこれだけで、歌うための『正しい姿勢』をとることができますよ。
3)ブレス(呼吸)
正しい姿勢をとったら、次は正しい呼吸を意識してみて。腰回り、特に背中側にまで空気を入れるようなイメージで、ゆっくり、深く吸い込んでから歌い出してみてください。いつもより呼吸が深くなり、声が出しやすくなるはず!
4)ステップ
せっかくカラオケに来たのだから、楽しまなきゃ損!さらなる運動効果を狙って、曲に合わせてステップを踏んでみましょう。もちろん、思いきり踊ってもOK!
5)ダイナミクス(抑揚)
歌詞や曲調に合わせて抑揚をつけることも大切です。気分が乗って楽しく歌えるだけでなく、強弱をつけるために腹筋に力を入れたり、大きな呼吸を使い分けることで、トレーニング効果がアップします。
カラオケダイエットの大きなポイントは腹筋と呼吸。そのため、より腹筋を使い、呼吸のコントロールも難しくなるアップテンポな曲とスローバラードな曲を交互に歌うことで、ダイエット効果がさらに期待できますよ。
また、ダンスをしたりウォーキングしながら口ずさむなど、有酸素運動と組み合わせながら歌うのも効果的です。
楽しく歌いながら気持ちも身体もスッキリできる、カラオケダイエット。これで今年の忘年会は、いままで以上に楽しめそう!
[文・構成 BifiXヨーグルトマガジン編集部]
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