正月太りに効く神習慣!「1日1分スクワット」でポッコリおなかを撃退
食生活が乱れがちな年末年始。「毎年、正月太りでおなかがポッコリ」なんて悲劇を繰り返していませんか?
今回は「正月太り」撃退法として、「1日1分間でできるスクワット」のやり方を、パーソナルトレーナーの竹下雄真さんに教えていただきました。1日1分のスクワットを習慣化することで、おなかやせはもちろん「一生太らない」身体をつくることができるのだとか!
いつでも、どこでもできるのが「スクワット」のメリット!
「一生太らない」ための"神習慣"として、「1日1分間のスクワット」を提唱する竹下さん。なぜスクワットがよいのでしょうか?
「身体のなかの一番大きな筋肉である『大腿筋(だいたいきん・太ももの筋肉の総称)』を刺激することで、効率よく鍛えられます。全身の筋肉量を上げることで、代謝を上げることにもつながります」(竹下さん)
"キング・オブ・トレーニング"とも呼ばれるスクワット。自重(自分の体重)だけで行え、しゃがむだけのシンプルな運動のため、手軽に行えるのがポイント。体幹を鍛え、おなかに力をいれながら行うため、「ポッコリおなか」が気になる人にもうってつけです。
◎「まずは1分」を習慣づけて"一生太らない"身体づくりをめざす!
1分間という短い時間にも理由がありました。
「運動は続けることがとても重要なので、"続けられた"という自信が必要です。1分間なら家事の合間のちょっとした時間にできます」(竹下さん)
運動初心者には、激しくきつい運動はハードルが高いもの。まずは1分だけならはじめられそうですよね。加えて、1分間だけでも"自分の身体に向き合う時間を持つ"ことが重要です。結果、食事の内容に気をつけたり、少しだけ他の運動もはじめてみたり...といった行動も伴うようになるそうです。
スクワットの基本ポーズをおさらい!
スクワットは自然な呼吸の体勢をキープしながら、丁寧に行います。さっそくやってみましょう!
【1】足を肩幅程度に開き、腕を組んで立つ
両足は肩幅程度に、左右で均等に開きます。かかとの位置をそろえます。つま先はやや外に向けて。腕は軽く組んだ状態です。
【2】重心をかかとにかけて、腰を落としておしりを突き出す
胸をはって背筋を伸ばし、ひざを曲げておしりを突き出します。肩の力は抜いた状態です。
【3】体勢をキープしながら、【1】の立ちポーズに戻る
【1】~【3】をリズムよく、1分間繰り返します。
●横から見たとき
太ももと床が並行になるように意識します。背筋を伸ばし、胸を張り、前傾姿勢にならないように注意します。おなかに力を入れて、下半身を安定させます。
陥りがちなNGポーズとしては「重心がつま先にかかり、かかとが上がる。背中が曲がる。おしりがひざまで落とせていない」といった例があります。基本のポーズを崩さないよう、最初は鏡を見ながら行うとやりやすいでしょう。
スクワットは毎日行うのが鉄則。もし「すごく疲れていて"10回しかできなかった"としてもやることが重要」と竹下さん。体力やコンディションにあわせ、自分のペースで行いましょう。基本的には日中のいつ行ってもかまいませんが、交感神経を高めるため、朝行うのがおすすめです。
66日間続けることで、二度と太らない身体に!
竹下さんによると、新しい習慣が身につくためには約66日間が必要だそう。約2か月間、続けることで、歯磨きのように習慣になり「やることが当たり前」になります。続ける自信がない方は、友達や家族と一緒に調整したり、SNSなどで「やる」と宣言をして、自分を奮い立たせるのもいいかもしれませんね。
年末年始を自堕落に過ごしていては、身体がゆるむ一方です。早い人では「2~3週間でウエストが何センチも細くなって洋服のサイズを変えた」方もいるというスクワット。新習慣で「太らない身体づくり」をめざしてくださいね。
[文・構成 BifiXヨーグルトマガジン編集部]
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