おなかの中、疲れてない?1日1分の『おなかもみ上げ』で内臓疲労を解消!
「昔より太りやすくなった」「おなかが張りやすい」「むくみやすい」など、身体の小さな不調を抱えていませんか?もしかしたら、『内臓疲労』が原因かもしれません。
今回は、整体師の永井峻さん監修のもと、誰でも簡単に内臓疲労を軽減・予防できる『おなかもみ上げ』のやり方をご紹介します!
疲れたおなかが不調を呼ぶ..."内臓疲労"が引き起こすこと
内臓疲労とは、食べ過ぎや飲み過ぎ、過度なダイエットなどが原因で起こる、胃腸や肝臓の不調のことです。内臓疲労が起こると、おなかの働きが低下して、さまざまなトラブルが起こりやすくなります。
【内臓疲労が引き起こす代表的なトラブル】
- ・首や肩のこり、腰の痛みを感じる
- ・太りやすく、やせにくい身体になる
- ・おなかが張る
- ・おなかを下しやすくなる
- ・お通じが滞る
- ・むくみやすくなる
- ・寝起きに身体の重さやだるさを感じる
これらのトラブルが、さらなるトラブルの原因になることも。お通じが滞ると血行が悪くなるため、身体の冷えにつながります。また、肝臓の機能が落ちると、老廃物の排出機能も低下し、脂肪のつきやすい身体になってしまいます。
これらの不調を一挙に解消してくれるのが、手でおなかをもみほぐす『おなかもみ上げ』です。ではなぜ、おなかもみ上げが効果的なのでしょうか?
まず、マッサージ効果によって胃腸の緊張をほぐし、血行を促してくれます。すると、食べたものをしっかり消化・吸収できるようになり、お通じも快調になるのです。
また、おなかは身体の中でも特に太い血管が走っている場所。そのため、マッサージでおなかの血行をよくすると、血液を作ったり、血圧の調整を行っている肝臓も活性化されます。血行がよくなった腸内では"幸せホルモン"の『セロトニン』が分泌され、ストレス解消や心身のリラックスのほか、睡眠の質を上げることにも役立ちます。
おなかもみ上げによって内臓疲労を解消すれば、身体も心も元気になれるということですね。
1日たった1分!寝たままできる『おなかもみ上げ』
では、実際におなかもみ上げのやり方をご紹介します。椅子に腰掛けるか、あお向けに寝転がって両膝を立てた状態が基本姿勢です。
1.左右のあばらの下を同時に10回往復さする。
2.左右の股関節を同時に10回往復さする。
3.おへその周りをおなかに向かって時計周りにさする。
4.両手の親指と小指以外を第一関節くらいまで重ねた状態で、おへその右下から8箇所を時計回りに押し上げるようにマッサージする。
5.おなか全体を、おなかに向かって時計周りに10回さする。
【POINT】
- 多少なら位置がずれても大丈夫です。
- 押し上げるのに合わせて「ホ、ホ、ホ」と細かく息を吐き、「スーッ」と息を吸ってから、次のポイントに移りましょう。
- 押し上げる強さは、指の第一関節が隠れるくらい。おなかの中身を軽く揺さぶるようなイメージで、痛くない程度の力で行いましょう。
かかる時間はわずか1分。座っていても、横になっていてもできるので、いつでもどこでもササッとマッサージできます。簡単にできる『おなかもみ上げ』、今すぐ試してみませんか?
[文・構成 BifiXヨーグルトマガジン編集部]
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