もう頑張らなくていい!話題の『6秒筋トレ』でポッコリおなかをシェイプアップ
『6秒筋トレ』という新しい筋トレ方法をご存じですか?従来の筋トレのようにハードな運動は必要なく、わずか6秒という短い時間で気になる部分をシェイプアップできる手軽さで最近注目を集めています。
今回は、『6秒筋トレ』の考案者である境貴子さんの監修の元、そのメカニズムとメリット、ポッコリおなかをシェイプアップするトレーニング方法をご紹介します。
効率よく筋肉を鍛える『6秒筋トレ』のメカニズムとメリット
『6秒筋トレ』とは、やせたい部分の筋肉にギュッと力を込めるだけの筋トレ。特別な器具は必要ないため、ジムなどへ行く必要はなく、家庭で気軽に取り組むことができます。
筋肉の組織である『筋繊維』は、5秒以上力を加えられると傷つき、6秒目以降から修復を始めます。この『筋繊維』を壊すために必要な"5秒以上"という時間に着目したのが『6秒筋トレ』。6秒間だけ負荷をかけることで、無理なく筋肉を鍛えることができます。
『6秒筋トレ』は特定の筋肉に集中して力を込める筋トレなので、ウエストやヒップ、太ももやふくらはぎなど、部分やせに最適なトレーニング方法とされています。また、筋肉は血液を全身に巡らせる働きを持っているため、筋肉量が増えると血液やリンパの流れがよくなり、基礎代謝がアップすると考えられています。
つまり、『6秒筋トレ』を行うことで、引き締まった身体になるだけではなく、リバウンドしづらくやせやすい身体を作れるのです。
基本は"6秒×5回"!ぽっこりおなかを解消するトレーニング方法
それでは、今回は下腹部をすっきりさせる『6秒筋トレ』トレーニング方法をご紹介します。
基本的なルールとして、ひとつのポーズを1日あたり6秒×5回行いましょう。一気に5回行うのではなく、朝1回、昼1回、夜3回などに分散させてもOK。そして、毎日のトレーニングは必要ありません。筋肉の損傷が回復するのには24~48時間ほどかかるので、2~3日に1回行うようにしましょう。
また、正しい姿勢で行うことが大切です。立って行うポーズと座って行うポーズのいずれも、鏡などを見て確認しながら、背筋が伸びた姿勢を意識してください。トレーニングを通して日ごろから正しい姿勢を意識できるようになることで、お通じの改善にもつながります。
■椅子を使ったトレーニング
- 椅子に座り、両脚を閉じて、つま先をそろえる。両手は自然に下ろす。
- 椅子の座面をつかみ、息を吸いながら、椅子を持ち上げるつもりで、下腹部に全力で力を込めて6秒キープ。
- 息を吐きながら、ゆっくり力を抜いて(1)に戻る。
■寝転んだ姿勢のトレーニング
- 仰向けになり、両脚を閉じる。つま先をそろえた状態で両膝を曲げ、手のひらは床につける。
- 息を吸いながら両膝を胸に近づけ、下腹部に全力で力を込めて6秒キープ。
- 息を吐きながら、ゆっくり力を抜いて(1)に戻る。
■立った姿勢でのトレーニング
- 足は肩幅に開き、つま先は少し外側に向け、両手は腰にあてる。
- 息を吸いながら、おなかをへこませ、おしりと骨盤を後ろへ引きながら、下腹部に全力で力を込めて6秒キープ。おしりを背中にくっつけるイメージで行う。
- 息を吐きながら、ゆっくり力を抜いて(1)に戻る。
【POINT】
『6秒筋トレ』で重要なポイントは、呼吸を止めずに行うことです。呼吸を止めてしまうと血圧が急上昇し、頭痛が起こるなどの恐れがあります。
- 6秒間、鼻から大きく息を吸いながら筋肉に力を入れていく。
- 6秒間、口からゆっくり息を吐き出しながら筋肉の力を抜いていく。
この呼吸法をマスターするだけでも基礎代謝がよくなり、やせ体質につながります。
道具もいらず、場所も選ばず、超短時間で行える『6秒筋トレ』は、運動が苦手な人や、ダイエットが長続きしない人の強い味方。たったの6秒で気になる部分を引き締められるので、スキマ時間に気軽にチャレンジすることができます。音楽を聞いたり、部屋の掃除をしたりしながら、日々の生活に『6秒筋トレ』を取り入れてみましょう。
[文・構成 BifiXヨーグルトマガジン編集部]
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