BifiXヨーグルトマガジン人生100年時代を腸から。からだが喜ぶこといっぱいのウェブマガジン BifiXヨーグルトマガジン人生100年時代を腸から。からだが喜ぶこといっぱいのウェブマガジン
ビューティー

『手浴』の目的って?飲むだけじゃもったいない、手浴におすすめのハーブ4つ

2018.04.26

手浴(しゅよく)』『足浴(そくよく)』という言葉をご存じでしょうか?それらは文字通り、手や足だけをお湯につける部分浴のこと。手足をお湯につけるだけでも手軽に温まり、リラックスできるんです。さらに、ハーブを使うことで、より嬉しい効果が期待できるのだとか。

今回は、ハーバルライフデザイナーの諏訪晴美さんに"ハーブを使った手浴のやり方"と、"手浴(しゅよく)におすすめのハーブ"を教えていただきました。

ストレス解消やお通じにも!手浴(しゅよく)足浴(そくよく)で身体を温めて自律神経を整える

196_a.png

手浴(しゅよく)足浴(そくよく)にはリフレッシュ効果やリラックス効果があるといわれています。その理由は、手足から身体を温めることで『自律神経』のバランスが整えられるから。生活習慣の乱れやストレスで、自律神経のバランスが崩れると、疲れやすくなったり、胃腸の働きが低下します。結果、女性の悩みとして多いお通じの乱れにもつながります。

暑い季節であっても、エアコンの冷気に長時間あたったり、冷たいもののとりすぎで、「知らず知らずのうちに冷えている」という女性も多いんです。春や夏でも「何となく冷えを感じる」という方には、手浴(しゅよく)足浴(そくよく)はとくにおすすめです。

自律神経のバランスを整えるためには、運動や食事などの生活習慣の見直しも大切ですが、手浴(しゅよく)足浴(そくよく)で身体を温めることにもトライしてみてくださいね。もちろん、「ちょっと疲れた......」という日にもいいですよ。

※お通じと自律神経の関係については『自律神経とお通じの関係とは』でも解説しています。

ハーブを使った『手浴(しゅよく)』のやり方は?

196_b.png

<用意するもの>

  • ・洗面器(またはボウル)
  • ・タオル(洗面器を覆えるサイズのもの)
  • ・熱湯......約1リットル(洗面器のサイズにより調節)
  • ・水......適量(洗面器のサイズにより調節)
  • ・お好みのドライハーブ......約大さじ2

手浴(しゅよく)のやり方>

  • (1)洗面器(またはボウル)にハーブを入れます。
  • (2)熱湯を洗面器(またはボウル)の約1/3~半分程度まで、ハーブがひたひたにかぶるように入れます。
  • (3)洗面器をタオルで覆い、約5分ほど蒸らします。
  • (4)洗面器に水を足し、手をつけられるぐらいの温度になるように調節します。
  • (5)手首まで洗面器につけ、10~15分程度おきます。

◎ポイント

(2)でハーブを抽出するときには、必ず熱湯を使いましょう(ヤケドにご注意ください)。ハーブを使った手浴(しゅよく)は皮膚の状態を整える効果も期待できるといわれています。手や指をマッサージしながら行うのもよいでしょう。手浴(しゅよく)のあとは手指が乾燥しがちになので、クリームやオイルで保湿してくださいね。

足浴(そくよく)のやり方>

196_c.png

より身体を温めるなら、手浴(しゅよく)と同様に行える、足浴(そくよく)がよいでしょう。やり方は手浴(しゅよく)と同じですが、くるぶしが隠れる部分までお湯につけるのがポイントです。

ちなみに、おなかをスッキリさせるハーブティーとして親しまれてきたのは「マルベリー」と「ダンディライオン」なのだとか。マルベリーは食前や食中に飲み、3食飲むとよいそうです。手浴(しゅよく)足浴(そくよく)をしながらいただくのもいいですね。

手浴(しゅよく)におすすめのハーブ4つ

ハーブは古くから健康や美容のために使われてきました。とくに香りの効能は、私たちの心身に働きかけるといわれています。今回は手浴(しゅよく)に使えて、お店でも手に入りやすいものを諏訪さんに教えていただきました。

・ ラベンダー

196_d.png

気持ちを穏やかにし、安眠によいといわれています。香りが強く、手への残り香が楽しめるので、寝る前のリラックスタイムにぴったりのハーブです。

・ カモミール

196_e.png

皮膚を整えたり、荒れを落ち着かせる働きがあるといわれています。穏やかな甘い香り。

・カレンデュラ

196_f.png

カモミールと同様に、皮膚の調子を整えり、荒れを落ち着かせる働きがあるといわれています。手浴(しゅよく)ではカモミールと同量を混ぜて使っても楽しめます。

・ ローズ

196_g.png

とくに女性特有のイライラを穏やかにし、気持ちを明るくするといわれています。華やかな香りはストレスを感じたときにもよいのだとか。

手浴(しゅよく)に使用するハーブは、複数の種類をブレンドしてすることもできます。とくにベースのハーブとしておすすめなのはカモミールなのだそう。また、ドライハーブだけでなく、生のハーブを使用しても同様に行うことができます。

元気になりたい日はゆったり"ハーブの手浴(しゅよく)"を楽しんで、気持ちを整えるのもいいですね。

[文・構成 BifiXヨーグルトマガジン編集部]

ハーバルライフデザイナー 諏訪 晴美

この記事の監修者

ハーバルライフデザイナー
諏訪 晴美

ハーブサロン『ハーブと私』 主宰。サロンにて、JAMHA メディカルハーブ検定対応コースやハーブ料理教室、アロマ教室を開催。
監修した書籍に『もっと暮らしに 毎日のハーブ 使いこなしレッスン』(メイツ出版)、『四季の花レッスン小さな彩りを楽しむ』(メイツ出版)がある。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう


記事一覧へ戻る

  • シェアするシェアする
  • ツイートするツイートする
ページの先頭へページの先頭へ