食物繊維でドカ食い防止!ダイエットの味方「おからヨーグルト」の作り方
「やせたいけど食事量は減らせない」「すぐにおなかが空いてしまう」という方。いま話題の「おからヨーグルトダイエット」をご存じでしょうか?美容フードとして注目を集める「おからパウダー」と、おなじみの「ヨーグルト」をあわせて、食事の前、またはおやつ代わりに食べるだけで、ダイエットの大敵・「ドカ食い」や「早食い」を防げるのだとか!
今回はダイエット外来医師の工藤孝文先生に、手軽にできる「おからヨーグルトダイエット」について教えていただきました。基本の作り方とやり方、飽きずに続けるアレンジ方法もお届けします。食べすぎでおなかがポッコリ...に悩んでいる方にもおすすめですよ。
「おから」と「ヨーグルト」、一緒にとるとなぜいいの?
大豆製品を作るときにできる「おからパウダー」と、良質なたんぱく質、カルシウムを含むダイエットの定番フード「ヨーグルト」。そのまま食べてももちろんOKなのですが、一緒にとるとさらに優れたダイエットパワーを発揮するのです。
食物繊維、たんぱく質、大豆イソフラボンなどの栄養を含む食材の「おから」、日持ちしないのが難点でしたが、最近は「乾燥おから」や「おからパウダー」などが発売され、扱いやすくてアレンジもできると注目の的なんです。
「『おからパウダー』は、水分を含むと4~5倍にふくらみ、満腹感が得やすいのです。味や香りにクセがなく、細かな粉末状のため、食べやすいのも魅力。ごはんや甘い物の食べすぎを防ぐことにもつながります」(工藤先生)
「おからパウダー」+「ヨーグルト」でダイエットにもうれしいこといっぱい!
「ヨーグルトには乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が含まれていることが知られていますよね。実は、太りやすさには腸内細菌にも関係があるといわれています。ごく簡単にいうと『太っている人ほど善玉菌が少ない』という説もあるんです」(工藤先生)
つまり、「おからヨーグルト」を食事前やおやつ代わりに食べておなかを満たしておけば、食べすぎを防げることに。さらに、腸内環境を整えるのに一役買ってくれる食物繊維まで摂れちゃうから、まさにいいことづくめ!
「太る原因には、甘い物やごはんなど糖質の摂りすぎや『ドカ食い』や『早食い』で血糖値が急上昇することがあげられます」(工藤先生)
ドカ食いや早食いも防げるということは、空腹と戦うストレスも抑えられるというもの。
混ぜるだけ!簡単「おからヨーグルト」の作り方。アレンジ方法も!
ダイエットにうれしい「おからヨーグルト」。混ぜるだけで簡単に用意できるのもポイントです。
【基本の作り方】
◎1食分の目安
おからパウダー:大さじ2
BifiXヨーグルト プレーン 砂糖不使用:1/3パック(約120g)
*そのままでも大豆のほんのりした甘さがありますが、もう少し甘みが欲しい場合にはブルーベリーやラズベリーなど、脂肪燃焼効果のあるベリー系のジャムや、黒ゴマや抹茶などを加えてもよいでしょう。
◎まとめて作る場合
おからパウダー:大さじ6(25~30g)
BifiXヨーグルト プレーン 砂糖不使用:1パック(375g)
清潔な容器に入れ、冷蔵庫に保管して早めに食べきりましょう。
◎朝食前やおやつ代わりに「おからヨーグルト」を!
やせグセをつけるには、「空腹感のないときには食べない」ことも大切。まず朝食の前やおやつの前に『おからヨーグルト』を食べて、全体の食事量をセーブすることからやってみましょう。
アレンジして、満足感アップのデザートや、食事の1品に。
◎フルーツをプラスして甘いもの好きさんも満足の味わい!
バナナやりんご、オレンジなど、お家にあるフルーツをのせれば、デザート代わりになり満足感もアップ!
◎野菜がもりもり食べられるソースやディップに
基本の「おからヨーグルト」を、オイルやマヨネーズで伸ばせば、野菜がもりもり食べられるディップやソースに大変身!写真上は明太子とマヨネーズ、下はオリーブオイルとハーブソルトを加えたものです。サラダ油にポン酢、おろししょうがを加えた和風ソースもオススメです。
ダイエットが成功しない理由のひとつは、誘惑に負けて、気がついたらついつい食べていたというもの。工藤先生の言われる、「『空腹感が出てから食べる』『空腹でなければ食べない』という食習慣を身につけることが大切」を忘れずに、お腹満足のおからヨーグルトでダイエット、ぜひ試してみてくださいね。
[文・構成 BifiXヨーグルトマガジン編集部]
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